心血管疾患とは・・・主に動脈硬化が原因で血管が狭窄あるいは閉塞し、血流が障害されて臓器に酸素や栄養が十分に供給されなくなることによって生じる疾患のこと。
今回、この心血管疾患をトピックスとしてあげたのは、がんについで日本人の死因の第2位となっているからです。
心血管疾患とは心筋梗塞や広く言えば脳梗塞のことです。
そして、糖尿病患者さんは糖尿病がない人に比べて、この心血管疾患の発症リスクが高く、心筋梗塞や脳卒中を起こす確率も2〜3倍高くなっています。さらに世界的にみると、2型糖尿病患者さんの死因で最も多いのが心血管疾患であり、日本でも糖尿病患者さんの約9人に1人が心血管疾患で亡くなっています。
糖尿病は心血管疾患に悪い影響を及ぼすことは多くの人たちが知っていることであるが、心血管疾患は糖尿病患者さんに重篤な影響を与えることからその知識を持っておくことは大切なのかなと思います。