前からブログは書いているが、どうも、こう、書いていて、惹きつけるものがないなあと感じていたのであるが、感情的な部分が少ないからなのかもしれないと最近思った。歯科には関係ないことかもしれないが感じたことを書いてみようと思う。
先日、ある友人から、「DEATH 死とは何か」という本を持っているかと聞かれ、まだ読んでいる途中だったので、「持っているけど、まだ読んでる途中だよ」と言った。
この本がなかなか難しい。哲学的なところが多いからなのか、僕の読解力が無いからなのか、死自体が抽象的にしか語ることができないからなのか。読み始めて3ヶ月は経っている。
まだ途中であるが、読んでみて印象的なところを要約すると、死は多くの人にとって怖く嫌なものであるが、仮に不死であったなら、その人生は楽しく充実したものなのであろうか、というようなことである。
そのような趣旨をその友人には伝えた。
あるラジオ番組のナビゲーターが昔、バックパッカーに行ったとき、その旅先でスイス人の女性に出会ったと話していた。で、そのスイス人の女性は不思議なエネルギーがあったと感じたことを番組内で話していたが、あとで余命宣告を受けていたのを知って、もしかしたらそのために一瞬の時間も無駄にできないと思い、そこからのエネルギーを感じたのかもしれないと話していた。
そういえば、先ほどの友人も嫌なことがあっても、明日死ぬかもしれないと思ったら頑張れると話していたことがあったことを思い出した。
今度会ったら、その本を友人に勧めてみようと思う。